第6回爽樹吟行俳句大会

令和6年5月31日、第6回爽樹吟行俳句大会が、所沢航空記念公園を吟行地として開催されました。

所沢航空記念公園は、1911年(明治44年)日本陸軍のはじめての飛行場としてつくられた日本の航空発祥の地です。園内には、飛行機の仕組みが学べて映画上映も行われている所沢航空発祥記念館をはじめ、芝生広場、ドックラン、子供の各種遊園施設、野外ステージ、句会も開催できる茶室「彩翔亭」など各種施設があります。

また緑豊かな園内では,蠟梅、桜、藤、ゆりの木の花、紫陽花など四季折々の花が楽しめます。

大会当日、心配された台風1号の影響もあまりなく、句会場の所沢市民文化センターミューズには会員69名が参加して、大会は盛大に開催されました。     

勝浦敏幸代表 特選句

低空の飛行機うめの実の産毛 松本 光子
袖口に雨の嵩あり七変化 髙畑 信子
雨浴びて紫陽花へんげ始めけり 鈴木 孝雄

河瀬俊彦名誉顧問 特選句

駆くる子の離陸の形風薫る 中島ますみ
野に子等を放てばつばさ風青し 松本きみ枝
新緑や時空旅する万葉園 高瀬 文雄

一瀬正子編集長 特選句

エアクルー気取りの試乗夏帽子 加藤つね子
涼しさや葉守の神のゐる歩道 山口 昌志
薔薇大輪ここはかつての滑走路 坂本ひさ子

半田卓郎顧問 特選句

えご散るや殉職悼む塔に風 宮城 和代
夏の雨もう離陸せぬ国産機 勝美 研次
野に子等を放てばつばさ風青し 松本きみ枝

 

 

 

 

第15回(令和6年度)爽樹俳句会代議員会開催〈5月27日・ウェスタ川越〉

5月27日(月)、第15回(令和6年度)爽樹俳句会代議員会が行われ、今年も、39句会の幹事、役員、理事、顧問、選者、総勢47名が集いました。

爽樹俳句会は、合議制の運営をしており、年に一度の代議員会において、すべての事業・会計の報告・計画の決定が行われています。

初めに勝浦敏幸新代表より、就任の挨拶があり、楽しく和やかな爽樹俳句会を続けていきたいとの決意が述べられました。

開会のあいさつをする勝浦代表

会議の後は、参加者それぞれの自己紹介、句会の紹介がなされ、和やかな意見交換の場となりました。